こんにちは。
omotodenimです。

本日は、omotodenimのブランドカラーについて語りたいと思います。

ジーンズを選ぶとき、シルエットや色落ちの美しさに目が行きがちですが、本当に心を惹きつける1本には、見えないところにこそ物語があります。

omotodenimのデニムにさりげなくあしらわれたセルヴィッチの緑――それは単なる色ではありません。この緑は、インディゴ染料が「青」になる前の一瞬の色。インディゴに染められた糸は、液体から引き上げた瞬間は緑色をしており、空気に触れて酸化することで、はじめて深く美しい青へと変化していきます。omotodenimはこの“変化の始まりの色”をブランドカラーとし、13.5ozと15.5ozの定番デニムのセルヴィッチ部分にその緑を忍ばせました。

見えない場所に込められた色と想いが、時間とともに身体になじみ、表情を変えていく。まさに「着るほどに素晴らしく」というコンセプトを象徴する、密やかなこだわりです。